時々パパ日記

共働きで妻と2歳半の長男と3人、日々の出来事や思ったことを書いています。

兄弟のための物語

昨日の検診で、どうやら妻のお腹にいる二人目は次男だということがわかった。

特に性別に関してはどちらと希望はしていなかったけれど、男児ということで、今後のイメージがぐっと現実的になる。

僕は癖で色々な考え方のベースを自分に近い人か小説とか映画の物語に求めてしまうけれど、よく考えると兄弟が出てくる物語でこれといった名作があまり思い浮かばない。

とりあいず手軽なものだと、漫画の「宇宙兄弟」が結構良いところだけれど、他に思いついたのは飛行機を飛ばしたライト兄弟くらい。だいぶ良い兄弟ストーリーの蓄えが貧弱だったと思う。映画の「リバー・ランズ・スルーイット」は大好きなのだけれど、兄弟の為という事だと最後がちょっとまずいかもなあ、と思う。

宇宙兄弟にしろ、ライト兄弟にしろ、どちらも兄弟が揃って同じ夢を見ているところが魅力的だけれど、そういうことは珍しいのかなと思う。僕は男の3兄弟で、実家に揃うとアニメとか映画・小説の話ばかりして盛り上がっているけれど(その間、妻がどう思っているかはだいぶ心配)、それは嗜好が近かったからだし、お互いの嗜好をなんとなく近いものに合わせてきた結果だと思う。少し前に二番目の弟に深夜ラジオが面白いと言われ、僕も結構聞くようになったりと同じような方向を見ながら別々に生きていると、意外なところに面白い発見をできたりする。

そもそも2人育てる大変さや、兄弟ゲンカ・兄弟いじめのような兄弟ならではの面倒なことも多いと思うけれど、これからは男兄弟の為の物語にもアンテナを張っていこうと思う。

あと、兄弟が出てくる名作としては「カラマーゾフの兄弟」を真っ先に思い浮かべたのだけれど、あれは飲んだくれのダメ親父が息子兄弟に殺される話だから、、、末っ子は魅力的だけれどちょっとまずいよなあ。と思う。