時々パパ日記

共働きで妻と2歳半の長男と3人、日々の出来事や思ったことを書いています。

株の話:日経平均の「節目」の意味

2015年4月22日朝8時38分現在、夜間の日経平均先物が2万円を超えたようです。実際の日経平均も2万円を超えて落ち着けば、いわゆる節目を超えたということになります。
(追記:9:09現在、書いているうちに売買が始まって超えていました)

この「節目」の意味は、人によって捉え方は色々あると思います。単純に数字として綺麗だからここを超えられて嬉しい、という気持ちの人もいれば先物オプション取引で2万円を基準になんらかの売買をしていた方であれば損得の明暗が別れる数値のはずです。あとは昔流行った(いまでもありますが)悪名高い仕組み債などもノックイン価格とかなんとか言って節目超えで利益が大きく変わるので、この辺でも色々違いそうです。明暗が別れるということは、売買が集中しやすいということです。そういう教科書的な話は想像できると思うのですが、人によっては日経平均を純粋に数字として考えて20000円も19999円も変わらないと思っている方もいるかもしれません。今回は以前営業の方とそんな話をしていた時に教えてもらった話を思い出したので書いてみます。

それは、企業間の直接契約による売買や投資信託組成時の決めとして、大きな節目の際になんらかの売買をすることを決めているものも多くあり、オプションなどの普通の人が把握できる取引以外でもまとまったお金が動きやすい、という話です。確かに、日経平均の節目というのは上場企業でいう所の格付け的な意味合いもありそうなので、格付けで組み入れ銘柄を縛っている投信がA何々からB何々へ下がった銘柄を機械的に売却するのと同じような話が日経平均の節目にもあるのかもしれません。

この編の詳しい話は僕はわからないので聞きかじった話を元にした想像になってしまいますが、また下がるにせよ上がるにせよ、今後の株価には注目したいところです。

余談ですが、僕のいた証券会社では節目を超えた瞬間に

「お!、お!、よし!!」
と誰ともなく大声をあげ、

「おーー!!」パチパチパチ
と人によっては立ち上がって、みんなで拍手をして節目超えを祝うということをしていました。今日はそういう日になるかもしれないと思って書いています。