時々パパ日記

共働きで妻と2歳半の長男と3人、日々の出来事や思ったことを書いています。

妻の嫌いなインド映画の話

昨日、週末は妻と映画を観ているという話を書いたのでその続き。

妻と二人で観るための映画を選ぶ時、SFやアクションは基本的に避けている。ただ、「タクシー」みたいな平和的な冗談がベースにあるアクションならOK。ちょっと誤解が無いように書いておくと、こういった思考は僕にもあるので、ただ妻の趣味に合わせているというわけではなくて僕の方が少し好みが広かったという話。

そんななか、二人の間で意見が合わないジャンルにインド映画がある。僕は昔近所のレンタル屋のマサラムービーを漁っていた時期があり、ムトゥの主演ラジニカーントや、シャールクカーンのような有名俳優が出てくる映画をよく見ていた。一番好きなのはマニラトナム監督の「ボンベイ」。踊りも出てくるけれど、田舎から上京する話なので、田舎だけのムトゥと違って近代的なインドとして現実味があるし、ヒンズー教イスラム教の激しい対立をロミオ&ジュリエット風の話に乗せているストーリーには分かりやすいメッセージ性があり、名作だと思う。

なのだけれど、妻はインド映画を全く受け付けない(泣。ナンセンスな種類のコメディーが嫌いなので(これは僕も好まないけれど)、そういうドタバタと一緒にされているのだと思う。ムトゥはDVDまで買って持っているのだけれど、確かにパッケージは大袈裟でケバケバしい。

妻は大学時代にインドに旅行に行ったことがあるので、インド自体は嫌いではないはずなのだけれど、今のところは興味がない様子。ボリウッドムービーも最近はだいぶクオリティーが上がっているようなので、いつか良い形で名作が紹介されてくれないかなと思っている。